超速不動産投資家の苅田和哉が、4億円の物件を逃した顛末を紹介します。
昨年2012年の年末にビッグ情報を獲得、追跡していた4億円の高利回り物件です。
結果は??? 競合に取られました。
◆どのような収益物件であったか。
・価格:4.2億円を4.0億円でオファーして、売主了解
・築6年の鉄骨鉄筋コンクリート造り(SRC)
・駅(地方ですが新幹線停車駅)から徒歩3分
・表面利回り12%
・業者一括契約で、大家には表面利回りで計算して10%の家賃収入
どうでしょうか?超素晴らしい物件です。
一括管理が曲者ですが、これはいずれ管理は外すとして、ともかくキャッシュ・フローは余裕で月に100万円は確保できます。
サラリーマンへは、いわゆる一発リタイア物件ですね。
しかも、築浅で、エキチカ、2~3年に一度出るか、出ないかという物件でしょう。
銀行に融資を打診し、2行ともに超積極的で、1月末頃には内定をもらっていました。
◆なぜ、獲得出来なかったか?
最初は1番手でしたが、途中から売主さんの負債元が出てきて強引に1番手を確保、当方2番手になってしまいました。
まあ、よくありそうなパターンです。
1番手の方の融資が崩れなければ、お手上げの状態ですが、1番手の方が1月末までに契約出来なければ、当方に声がかかるてはずになっていました。
そしてそして、2月になり、音沙汰がありません。これは、もしかしたらいけるかも???と思っていた矢先、
融資をお願いしていた1行から「あの物件もう(契約が)終わっている」との隠密情報が。
◆確認方法は?
これも常套手段ですが、仲介業者さんに連絡して謄本をあげて頂きました。
と・と・と・お見事です!1月末で持ち主が変わっていました。
電光石火の早業です。
元付の仲介業者さんも全く知らない(と言い訳していました!!!信じましょう???)、お見事な技でした。
本当に、脱帽です。
◆落ち込む?のは大きな間違い!!!
まあ、不動産は縁あってのものですから、次の物件探しに行きましょう。
経験上このような場合、大概はすぐ後にもっと良い物件がみつかるものです。
特に、融資がついたという事実は、返報性の法則が必ずと言っていいほど、来ますね。
実際、そのような流れになって来ました。
今後の展開に、乞うご期待!
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