昨日、政府事故調の報告がまとまりました。
それに先立って、7月10日頃に報告された国会事故調を総括してみます。
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2011年3月11日に起きた東日本大震災に伴う東京電力福島原子力発電所事故は、世界の歴史に残る大事故である。・・・・
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事故の根源的原因は、東北地方太平洋沖地震が発生した11年3月11日以前に求められる。・・・・3.11時点において、福島第一原発は、地震にも津波にも耐えれれる保証がない、脆弱な状態であったと推定される。・・・・・・・・・・・
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事業者である東京電力および規制当局である内閣府原子力安全委員会、経済産業省原子力安全・保安院、また原子力推進行政当局である経済産業省が、それまでに当然備えておくべきこと、実施すべきことをしていなかった。・・・・・・
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東電は、・・・・・耐震バックチエックは進められず、いつしか社内では16年1月へと先送りされた。・・・・・・・・・
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保安院は、あくまでも事業者の自主的取組であるとし、大幅な遅れを黙認していた。・・・・・・
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安全委員会は、・・・・・・この全交流電源喪失の可能性は考えなくても良いとの理由を事業者に作文させていたことが判明した。・・・・・
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このように今回の事故は、これまで何回も対策を打つ機会があったにも関わらず、歴代の規制当局及び東電経営陣が、それぞれ意図的な先送り、不作為、あるいは自己の組織に都合の良い判断を行うことによって、安全対策が取られないまま、3.11を迎えたことで発生したものであった。
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この事故から学び、事故対策を徹底すると同時に、日本の原子力対策を国民の安全を第一に考えるものに根本的に変革していくことが必要である。・・・・・
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福島原発事故はまだ、終わっていない。被災された方々の将来もまだまだ見えない。国民の目から見た新しい安全対策が今、強く求められている。これは、この委員会の委員一同の一致した強い願いである。
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一貫して人災であったことを事実に基づき、記述しています。
また、報告書からは大いなる怒りが伝わってきます。
原発零、理想ですが、机上の空論ではなく、しっかりとした夢であると思いましょう。
超速不動産投資で稼ぐことで、サラリーマンを夢リタイアする基盤は、すでにしっかりできています。
これは正に夢でしたが、夢の実現を信じて苅田和哉は進みました。
日本国民全体が夢に向かって進めば、夢は必ず実現します。
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